入試問題は,よくその難易度で「基本」「標準」「難問」と分類されます。

基本問題は典型問題とも呼ばれ,解法パターンが決まっていて,その解法の筋道さえ知っていれば,特別な思考を必要とせずに解ける問題です。
 標準レベルになると考えることが必要になりますが,その思考過程で使うのは「典型問題の考え方の組み合わせ」である場合がほとんどです。それ以上の思考が要求されるのが難問ですが,難関大といえどもその出来が合否を決するわけではありません。

合否を大きく左右するのは「標準レベルまでの問題をいかに確実に解ききるか」なのです。

そのためには「典型問題の網羅が必須」であることは言うまでもないでしょう。 ここで注意しなければいけないのは,「使う教材によってその受験生の典型問題が決まる」ということです。 自分は難かしいと感じたとしても,その問題は他の教材で勉強してきた人にとっては何度も解き慣れた典型問題=基本問題なのかもしれません。

本書「Check & Clear 数学III」は,入試頻出の基本〜標準レベルの問題,すなわち解けなければいけない典型問題を十分に厳選収録してありますので,確かな入試基礎力の養成・確認に最適です。
(ここでいう「入試基礎」とは,地方国立大・上位有名私立大レベルを指します)

短期間で入試頻出問題をクリアー

地方国公立大・有名私立大レベルの入試に頻出の典型問題を集めてあります。頻出問題は『解けなければいけない問題』です。言うまでもないことですが,決して『簡単な問題』というわけではありません。教科書の練習がなんとか解ける程度では太刀打ちできないものがたくさんあります。

本書は,入試に必要となる数学IIIの考え方・解き方が定着しているかを確認し,不足していれば補い,確固たる入試基礎力を身につけるための問題集です。問題数も112問に厳選していますので,短期間での入試基礎力の確認・養成に最適です。

真の実力は揺るぎない基礎の上にこそ構築されます。難関大学志望の方も発展レベルの問題演習に取り組む前に,本書で基礎を確認されることをお奨めします。

(注) 入試頻出典型問題集ですので,教科書の練習レベルの問題は特に重要なもの以外は収録していません。

別冊解答で詳細解説

問題集はその解説でこそ真価を問われます。共に経験20年以上の指導者2名が,収録問題112題を,150ページにおよぶ別冊「解答・解説」で,ポイントや考え方を詳細に解説しています。

(注)「解答・解説」は少なくとも教科書内容は理解していることを前提に書かれています。

「数学III 解法マニュアル」に完全対応

数学IIIが未履修,履修中の方,一通り学習済みだが単元によっては教科書内容に不安のある方,あるいは典型問題の基本的な考え方に不安のある方は,姉妹書「入試数学III 解法マニュアル」で知識を整理・再確認した後で,本書に取り組まれることをお奨めします。

「数学III 解法マニュアル」は,数IIIの知識ゼロを前提に,教科書内容の公式・定理の説明に始まり,教科書レベルの問題の解説を経て,入試典型問題の考え方・解き方までを詳細に解説したもので,まさに受験教科書といえるものです。
 本書「Check & Clear 数学III」と同じセクション配列で,本書の類題も多く収録・解説していますので,
  「解法マニュアル」で『考え方・解き方の理解』→「Check & Clear」で『問題演習』
の順で学習することで,より確かな実力が養成されます。



(注1) 本書は姉妹書「速攻数学III 極限・微分法とその応用」,「速攻数学III 積分法とその応用」に収録の練習問題を問題集として再編集したものです。本書に収録されている問題・解説は上記「速攻数学III」2種と同じですのでご注意ください。
 (注2) 微分・積分の計算のみの問題は収録していません。解答・解説も微積分の計算の仕方については説明していません。 微積分計算の習得には,姉妹書「速攻数学III 微積分計算」での学習をお奨めします。
 (注3) 「複素数平面」,「2次曲線」の問題は収録していません。

本書の概要

著者紹介


(注)本書収録問題ではありませんが,類題は収録されています。本書の内容のご参考にご覧ください。