看護医療系専門学校受験参考書に要求されることがら

看護・医療専門学校入試の特徴は 「典型問題の出題がほとんどだが、合格のためには高得点 (8割以上)が必要」と認識しています。
この種の試験で高得点を手にするには、「典型問題の解法が“完全に”身についていること」 、「計算が速く正確であること」が必要不可欠です。 数学に苦手意識を持っている初学者の方や、 高校数学から離れていた社会人の方がこれをクリアーするために必要な教材には、 下記のような条件が挙げられるでしょう。

  1. 導入部分から丁寧な解説があること。
    「教科書が理解できている」事を前提にされては初学者には辛いですね。
  2. 典型問題は全て網羅されていること。
    典型問題の解法を知らずして入試に臨むのは、レシピも見ずに初めてカニクリームコロッケを作るようなものです。
  3. 解法、それにいたる考え方も書かれた教材であること。
    「解法を身につける」とは、その「解法が自然に思える」ようになることです。
  4. 計算の途中式を省略していないこと。
    計算ミスの箇所を探すのは、初学者には骨の折れる作業です。
  5. 「ここまで勉強したらこの問題で練習しなさい」 という適切な学習ペースの指示がされていること。
    解説を見た直後の練習問題は解けても、少し後で解こうとすると実は定着していなかった。ということは良くあることです。

この中で特に(@)については市販教材でこの点に留意しているものが少なく、 (@)を念頭において作られた教材では それ以外の項目(特にA,D)に目をつぶらねばならない。というのが現状であると思います。